今、法務省「家族法制部会」では何が話し合われているかご存じですか?
メディアでも度々報道されている「共同親権」と「単独親権」
何が違うの? どっちがいいの? と迷っていらっしゃる方も多いと思います。
『よくわからないけれど、離婚しても共同で子どもに責任を持つって素晴らしいことでしょ…?』
と思う方も多いかもしれません。
でも、わたしたちこどもステーションは、この議論に「待った!!」をかけるべく、共同親権制に反対しています。
離婚しても子どもを共同で見守ることができるのはとても素晴らしいことです。
しかし、それを実行できるのは、”離婚しても円満に過ごすことのできる元夫婦”だけではないでしょうか?
離婚の際に、話し合いがうまくまとまらず、離婚を調停に持ち込むこともあります。
そもそも話し合うことが怖くて、調停でなければ話し合いができない場合もありますし、調停ですら話し合いができず裁判に持ち込まれる離婚問題もあります。
こういった元夫婦関係が、離婚したら「共同親権」など、うまく行くはずがありません。
共同親権制度は、離婚後も子どものことを夫婦共同で関わりうあうことを強制する制度です。
DV/虐待の支配者が希望すれば、国がそれを後押しするような制度に、私たちは反対しています。
今、この制度をめぐって、法務省がパブリックコメントを募集しています。
ぜひ、みなさんも考えてみてください。そして反対の声を上げてください。
これから結婚するかもしれない若い世代の方も、この法律ができてしまったらどうなるか、しっかり考えて欲しい。
シングルママは怯えています。
18歳までの子どもがいる方、これから子どもを産むかもしれない方、男性も女性も、すべての人に関わる問題です。
あなたの考えを書いて送りましょう。
わかりやすいリーフレットを作成しました。