子どもの育ちや子育てを支援する『NPO法人こどもステーション』

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月〜金 10:00~16:00
(木曜定休)

Anak-anakプログラム

Anak-anak(アナアナ)プログラムは、子どもたちが、人生の困難な状態に出会ったとき、自分の気持ちのどこに焦点を当てて、どう捉えて、どう行動していけばいいかを学びながら練習していくプログラムです。

Anak-anakプログラムの概要

こどもステーションでは、面会交流支援や、DV家庭支援、ひとり親家庭支援などで出会った子どもたちが、人生の困難な状態に出会ったときに行動の選択ができるよう取り組み活動しています。その作業を系統立てて組み立てたプログラムを作成しました。

※Anak-anak(アナアナ)とは、インドネシアの言葉で“こどもたち”という意味です。

プログラムの構成

Anak-anakプログラムでは、作成した人形劇を動画にしてYouTubeチャンネルに登録しています。その動画を使い、子どもたちと考えることができるようにプログラムを組み立てています。

舞台の幕間で動画を制止していただき、子どもと、ファシリテーターで対話をすすめてください。
動画の中では納まりきらない、子どもたちをエンパワメントする働きかけは、ファシリテーターの工夫によって自由に設定できます。

人形たちが繰り広げる展開によって、子どもたちが成功体験を味わえるよう工夫しています。

プログラム実施によって達成したい16の目標

  1. 自分に大切な権利があることを知る
  2. Iメッセージが使えるようになる
  3. 怒りが湧いたときに暴力ではない方法を選べるようになる
  4. 暴力とは何かが理解できるようになる
  5. 安全な場所へアクセスできるようになる
  6. 安心安全な場づくりのために話し合うことができるようになる
  7. NOが言えるようになる
  8. 自分の気持ちを言えるようになる
  9. 暴力は自分の責任ではないと理解する
  10. 自分自身の喪失体験を知り、更なる喪失を恐れずに希望を持ち続ける
  11. 親同士の暴力は子どもには責任がないことを理解する
  12. 様々な家族の形があっていいことを知る
  13. 自分を大事にすることで、他者を大事にすることができるようになる
  14. 安心できる他者との安全な距離が理解できるようになる
  15. 自分にも相手にも境界線があることを理解できるようになる
  16. 自分自身の内なる力に気づく
回数テーマねらい
第1回目こどものけんり子どもにも大切な権利があることに気づき、権利が奪われそうになったときにできることがあることを知る
第2回目かってにとらないで大切な自分を守り、お互いに安心な関係を築くために、同意を取ることを学ぶ
第3回目ぼうりょくってなに?子どもが見聞きしやすい様々な暴力について知り、暴力を受けたときの気持ちについて考える
第4回目そうだんしよう安心・安全についてイメージができ、自分とコミュニティの安全計画を立てられるようになる
第5回目いやっていっていいのかな自分の気持ちに焦点を当て、怒りの気持ちを暴力で表現せずに率直に気持ちが伝えられるようになる
第6回目あなたのせいじゃないよ家庭の中で起こっている暴力について学び、暴力があることの影響について理解する
第7回目かぞくのくらし無意識に信じている家族の役割に気づき、いろんな家族の形があり、いろんな暮らしがあることを考える
第8回目たいせつなわたし自分のからだと心は自分のもの、自分で決めていい

プログラムのシナリオを入手ご希望の方

こどもステーションまでお問い合わせください。

こどもステーションのもこちゃんねる 【YouTube】

【第1回】
こどものけんり

【第2回】
かってにとらないで

【第3回】
ぼうりょくってなに?

【第4回】
そうだんしよう

【第5回】
いやっていっていいのかな

【第6回】
あなたのせいじゃないよ

【第7回】
かぞくのくらし